長谷みこと の紹介

GEMS COMPANY最年少メンバー、16歳の長谷みこと(はせ みこと)。

愛称は「みこみこ」「長谷」。


私は「長谷みこと」のことを何も分かっていない。

もし彼女のことをよく分かっているという者が居れば、それは思い込みか虚言だろう。

だからこの記事に書くことは全て私の偏見によるものだ。それを踏まえて読んでほしい。



まず初めに。 これは嘘なのだが、この子は清楚キャラである。


長谷みことはファンのことを雑魚共(ザコども)・お前ら・クソ豚と呼ぶ。

これだけ聞くと「彼女はドSキャラであり、そのファンはさぞかしドMの豚野郎集団なのだろう」と思うかもしれない。しかし実際はそうではない。

語弊を承知で書くが、配信での長谷みこととファンのやりとりは、むしろ殴り合いに近い。

止まらないボケの応酬、毒の吐き合い、他のメンバーの配信では耳にしないような言葉が飛び交う様はカオスであり、非常に特殊な雰囲気となっている。本人の言葉を引用するならば「配信はデスゲーム」だ。



正直に言えば、長谷みことは新規さんにオススメしづらい。

一度ハマってしまうと決して抜け出せないほど沼は深いのだが、あまり万人受けする存在とは言えないのだ。

この2つの動画を見て、その趣旨がよく分かるという人が居たら是非とも私に教えて欲しい。

配信が始まったかと思えば何故か配信者が寝ていて、コメントを打つと「うるせえコメントするな」と怒られる始末。なんだこれは。

バイノーラル録音のサウンドオンリー配信でひたすらに見えない側転をしたかと思えば唐突に耳元でリコーダーを吹きだす女子高生。なるほどね。……は?


このように見る者を選ぶ内容も多いが、これを楽しめてしまう人にとっては面白くて仕方がないのだ。



配信以外では、複数投稿されている耐久動画が有名だ。ひたすら好きと言われたり、罵られたり、話を聞いてくれたりする。これらの動画は何故かJOYSOUNDでも配信されているので全国のカラオケボックスで見ることが出来る。(謎)  ※記事作成時点の情報


彼女が生み出した生物「キメラ(キメちゃん)」は、もはやジェムカンを代表するマスコットキャラクターとして愛されている。

ニコニコ生放送「VRadio〜JAM GEM JUMP!!!〜」ではVギフトアイテムとして毎回大量に投入された他、リアルイベントの際に制作された公式グッズのランダム缶バッヂにおいては公開された12種の絵柄が「長谷を除くジェムカンメンバー11人 + キメラ ※」であった等、もはや長谷みことを押し退けるほどの存在感を放っている。(※長谷自身の缶バッヂはシークレット枠という扱いだった)



息をするように嘘を吐き、凡人には理解不能な発言もよくする長谷みこと。

しかし 常にぶっ飛んだ言動をとっているのかと言えば、そういうわけでもない。


彼女は人一倍空気を読み、常識もある。

なのでメンバーとのコラボ配信では、その相手によって全く違った顔を見せている。

・ことの収拾を相手に任せられ、安心してふざけることが出来る場合は一人のときよりも暴走に拍車がかかる。(楽しい)

・ふざけられない相手だと判断した場合はニコニコして過ごしたり、おふざけの矛先を相手ではなく視聴者に向ける。(可愛い)

・基本的には雑に扱うのに、ふとしたときに気遣いや優しさが見え隠れする相手。こう見えて実は良い子なのである。(尊い)

・好意はあるもののどう接すれば良いのかイマイチ腰を据えかねている相手。不器用に葛藤する様子が窺える。(愛おしい)


自身の株(好感度)が不意に上がってしまった際には慌てて下方修正を図るなど、色々と可愛らしい一面を持つ長谷みことだが、その魅力を深堀してくれている配信があるので紹介しておこう。



Twitterにおいても長谷みことの発言からは目が離せない。

ツイートをまとめた書籍が出たら買いたいくらい秀逸なものばかりである。

配信と同様に面白い内容のツイートにはリプ欄が大喜利会場となったり、結構えげつない過去の体験を突然つぶやいたり、アイドル活動に対して真面目な想いを抱えていることが伝わってくるエモいツイートをしたりと内容は様々だ。

何を言っているのか全く分からない謎ツイートをしたかと思えば、ときにはまるで女子高生かのような発言をしたり(実際に現役女子高生ではある)、唐突にアイドルらしい愛嬌を振り撒いたりもする。それは日頃毒を吐いている姿とのギャップにより凄まじい破壊力を持ち、ファンはただ無抵抗にブヒることしか出来ない。

わざとぶりぶりな絵文字や語尾で着飾ったあざとさを前面に出すジョークめいたツイートをすることがある一方で、それと同じ形式を取りつつも内容は真面目なことを言っているものもある。これは直球では照れ臭くて言いにくいことを冗談めいた形で発信することにより長谷みことというキャラクター性を保ったまま想いだけは伝えられるという高等テクニックである(適当)。


また、ときにはグループ公式アカウントよりも丁寧に宣伝ツイートを繰り返すなど、Twitterでの活動におけるファンからの信頼度は高い。

更にはエゴサの鬼であり、ファンは長谷みことに監視をされている。決して逃れることなど出来はしない。見てほしくないツイートは必ずというほど見られているのに、見てほしいものには反応してくれなかったりするからファンは良いように踊らされている。



ここでひとつ声を大にして伝えたいのだが、長谷みことは決してただ奇怪な行為をしているだけのアイドルではない。

例えば彼女には高いユーモアセンスと文章力がある。

またその発言からはしっかりと16年間を生きてきた重みが感じられ、実に人間味に溢れている。

中身の伴わないヤンデレキャラを中途半端に演じて悦に浸る存在や、薄っぺらいメンヘラキャラを売りにするような存在とは一線を画すものである。

そのことだけは覚えておいてほしい。



歌もまた彼女が持つ魅力のひとつだ。特にオリジナル楽曲「みこみこ音頭」は名曲である。


最後に、清楚であること極まりないこのMVを観てほしい。このMVで長谷みことを知った者は、配信でその実態を見て震えるというのが定番の流れだ。


さて。

先ほど紹介した寝ていたり側転したりする動画は極端な例であり、実際にはもっと見やすい動画は沢山あるので安心してほしい。


独裁議長の話とか 無賃排尿とか 0点倒立とか 食虫とか 肩幅とか、話したいことは尽きないが、これ以上は記事の主旨から遠退いてしまうため自重する。アイドルになりたいと思うようになった理由とか色々エモい話もあるんだよ本当は。


最初に断りを入れたがこれらは全て私の偏見であり、このような長谷みことは私の脳内にしか居ないのかもしれない。つまりこの長谷はワシが育てた。

実際の長谷みことを見たとき、あなたの目には全く別の姿として映るかもしれない。だから君は君で脳内長谷を大事に育ててほしい。育成した長谷は全国の雑魚共と対戦ができるよ!君だけのオリジナル長谷で最強のクソ豚を目指そう!


長谷みことについて語るとなると調子に乗ってついついふざけてしまった部分もあるが、私に限らずジェムカンのファンは長谷みことに対して悪ノリをしてしまいがちという印象がある。

あまりに強烈な存在であるが故に忘れてしまいそうになるが、長谷みことは空想上のキャラクターではなく、感情を持って現実に生きる16歳の女の子なのだ。

そのことを忘れずにこれからも節度を考えながら応援していきたい。そしてこれから長谷みことを知る人にもどうかそうであってほしいと願う。


イラストが上手くて、でも料理は下手で、隙さえあればスマホを紛失させ、よく電車を乗り過ごす。長谷みこととは大体そんな子だ。

ちょっと人とは違って、だいぶ不器用な、愛すべき問題児である。



私は「長谷みこと」のことをあまり知らない。

しかし、だからこそ知りたい・理解したいと思って必死に追うのだろう。


それに私は、自身がいかに彼女のことを好きなのかは よく知っている。

独断と偏見でオススメするコラボ動画

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