花菱撫子 の紹介

GEMS COMPANYアダルト組の一角、花菱撫子(はなびし なでしこ)。愛称「撫子さん」「なでさん」。


赤羽ユキノ・一文字マヤ・花菱撫子の3人組ユニット「MATULIP(マチュリップ)」による「DESIGNED LOVE」のミュージックビデオ。まずは何よりも先にこの映像をご覧いただこう。話は全てそれからだ。

万が一MVを観たことが無いままにこの記事を読み進めようとしているのなら、今すぐに引き返して再生して来てほしい。こんな記事を読んでいる暇があるのならアイドルを観て。



……観た? 観たね? 観てない人なんて居ないね? よし。

それなら、可愛くて清楚な撫さんを存分に目に焼き付けてもらえた事と思う。

そう、これが花菱撫子である。 以上、解散!!


……としたいところだが、それではこの記事を書く意味が無い。

なのでここでは、花菱撫子というアイドルの人物像を簡単に紹介していこう。



撫さんは現役の大学生である。ただし留年、内定取り消しという恐ろしい経験をしている。

彼女が現在大学何年生なのかは考えてはならない。

後輩が先に卒業し、知っている後輩が居なくなったとさえ話す撫さんは永遠の女子大生とも呼ばれ、「ベテランJD」の称号を欲しいままにしている。


年齢についても最近では自虐的にネタとすることが増え、脳の衰え・動体視力の低下・老後に入る施設や生命保険について考えるようになったなど、アダルト過ぎる発言をしている。

それに関連して結婚・扶養についても自嘲めいて話すことがあるが、あまり深く突っ込まず温かい目で見守ってあげる姿勢が大切だ。



そんな撫さんはオタクである。

自称マリみて宣教師として「マリア様がみてる」の布教活動をしており、YouTubeで配信を始めた頃には自身のことよりもマリみてについて語る時間の方が長くなってしまうほどの熱量を持つ。


オタトークをし始めると止まる気配が無く延々と話し続ける。オタク特有の早口になりがちだが、撫さんの発声発音は早口でも非常に聞き取りやすい。


アニメネタ、ニコ動ネタ、ネットスラングなど、撫さんが多用するネタは10年(~20年)ほど前のものが多い。(ときには昭和ネタまで)

20代後半あたりのジェムカンファンは、他のジェムカンメンバーに対してリプやチャットで(通じると思って)送ったネタがうまく伝わらずジェネレーションギャップに頭を抱えることがあるが、撫さんには大抵伝わるので一部の層からは妙な信頼を得ている。



ポケモンのニャース(およびその声優 犬山イヌコ)の声真似は撫さんの十八番で、配信でもたびたび披露している。


アニメ好きであることから、アニメに関わる声優になることを夢としている。

また、フリーアナウンサー松澤千晶さん(アニオタとして有名)のようにアニメ関連のイベントでMCを担当出来る存在になりたいとも語る。

大好きな声優 能登麻美子さんと共演することを目標のひとつとして掲げ、活動の大きな原動力としている。



……しかし問題はここからだ。撫さんはただのオタクではない。

「厄介オタク」「限界オタク」なのである。

百合の園で育ち、可愛い女の子が大好物である彼女はジェムカンメンバーに対しても常にhshsしており、その言動があまりに行き過ぎている為こう呼ばれている。


例えば城乃柚希(同グループメンバー)に対しては配信中に撫子の手の平へ唾を吐き出させ、歓喜の雄叫びを上げた後にその唾液を永久保存すると発言した。

……今のは多少悪意のある書き方をしてしまったことは認める。しかし他にも桃丸ねくと(同グループメンバー)が手汗を拭いたティッシュを持ち帰ろうとするなど、余罪は数えきれない。


撫子の言動に対しての周囲の反応についても1つ例を紹介しておこう。

珠根うた(同グループメンバー)が撫子本人に頼まれて撫子のスマホを探していたときのこと。うたは撫子のカバンに1枚の写真が入っていることに気が付く。スマホを探す上で偶然目に入ったその写真には、なんと『うたの姿が映されていた』。

現時点でジェムカンにはブロマイドの公式グッズは存在せず、つまるところ自作の写真ということになる。このホラーとも呼べるエピソードが配信で話された際、YouTubeのチャット欄は恐怖に包まれていた。

写真を見て驚いたと話すうたに対し、撫子は喜々として「その写真を一蘭の中野店(うたが以前配信を行ったゆかりの地)を聖地巡礼するときに持って行き、チェキ飯を撮る」と続け、更に怯えさせた。

その上、困惑するうたに追い打ちをかけるように「枕の下に置いとくと夢が見られるって言うよね」と言い放ち絶句させるというドン引き必至の展開を繰り広げた。


こういった言動から虜警察(独断で逮捕・判決が出来るジェムカンの特殊機関)の職員である城乃柚希に幾度も逮捕を宣告されているが、むしろ柚希ちゃんに捕まえられたいと喜んで腕を差し出しては毎度困らせている(その際ブレスレットがアレに見えるのは余談)。


メンバーとのコラボ配信では ひたすらに「なでしこ」と色んな言い方で連呼させたり、自ら書いた脚本で好きなセリフを言わせてみたりと、職権乱用はお手の物だ。

メンバーに「撫子さん大好き」と言わせたボイスデータを入手するために利用された配信はこちら。↓


漫画雑誌にメンバーの水着グラビア特集が掲載された頃の撫子の配信では、事前に告知されていた企画になかなか進まないまま配信時間の大半をグラビアの感想に費やすという暴挙に出たこともあり、その興奮の対象とされたメンバーはTwitterで恐怖をあらわにしていた。



このようなエピソードを上げていくとキリが無いのでこの辺りで止めておくが、花菱撫子というオタクが いかに厄介で限界であるかお分かりいただけただろうか。


オタボ・おっさん声・ドスの効いた威圧的な声・デスボイスなど、様々な声を出す撫さん。

ただしこれらの声について本人は自らの声だとは認めないケースが多く、「天の声が聞こえた」「どこかにおじさんが居る」などと供述している。

また、裏声()を出し続けるのが辛いとかそんなことはない(本人談)。



さて。この記事はGEMS COMPANYおよび花菱撫子という人物をまだ知らない人へ向けて紹介するために書いたものだ。

それはつまり彼女に対しての第一印象を私が決めてしまうということでもあり、それだけの責任が伴うと勝手ながらに思いつつ記事を書いている。

だからあれほど執拗なまでに、ミュージックビデオを何よりも先に見せようとしたのだ。

厄介オタクとしての印象よりも前に、あんなにも可愛いアイドルであることをちゃんと知ってほしかった。


ジェムカンメンバーを愛してやまない彼女。

それは言い換えると、ジェムカンにとって最も身近なファンであるということだ。

我々ファンにとっては、1番の理解者だと言っても良い。


エンターテイメントとして過激な言動もとっているが、実のところ「一番の常識人」「気配りがすごい」「本当は良い人」とメンバーから言われており、プライベートでは普通にメンバーと遊びに行っていたりもするので、本当に厄介な人物であるとは誤解しないでほしい。


ニコニコ生放送で配信された番組「VRadio〜JAM GEM JUMP!!!〜」 のコーナーにおいて、チーム対抗戦に敗れた際には「こんな可愛い子に罰ゲームなんてさせられない」とチームメイト(ゲスト)をかばい一身に罰を受けるなど、イケメン対応をすることもある。

この件に関しては大人の事情もあったのかもしれないが、その罰ゲームで行った一発芸(おっぱいロケット)の思いきりの良さなどは、ただの清楚アイドルなんかでは到底真似出来ない撫さんならではの立ち振る舞いと言えるだろう。

そういった姿は各所に見受けられ、そんなところもファンから愛されている理由のひとつだ。


ジェムカン内では司会進行を任されることも多く、その働きぶりは社会経験が少ない現役大学生とは思えないほどであり、オタクとして場を盛り上げながらも きちんと仕事はこなす優秀なメンバーである。

そんな面白くて仕事も出来る撫子さんは外部へゲスト出演をする際、また外部からゲストを招き入れる際においてもそのキャラクター性を存分に発揮しており、個性派揃いのジェムカンの中でも強烈な存在感を放っている。



現行のファン、そしてこれから撫さんのことを知る未来のファンに対して伝えたい。

普段の言動からファンにいじられることが多い撫さんだが、ネガティブ思考になりがちだという彼女をいじめるのは ほどほどに抑えてあげてほしい。

自己肯定感が決して高いとは言えない撫さんに、彼女の魅力をきちんと伝えるのがファンの役割だと私は思う。

メンバーに対してどこか一歩引いたところから眺めている撫さんに、あなたもジェムカンの一員なんだと、みんなと同じようにアイドルなんだと、何度でも伝えるべきだ。

 

可愛い子を心から愛でることを、好きなものに対して好きと言える勇気を、私達は撫さんから沢山学んでいる。

だから今度は、それを撫さんに返す番ではないだろうか。

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